特定外来生物(オオキンケイギク)について
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5月から7月頃にかけて鮮やかな黄色の花をつけるオオキンケイギクは特定外来生物に指定されており、栽培、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されています。



特定外来生物とは
「特定外来生物」とは外来生物法により、古来から生息する固有動植物を消滅や減少に追い込み生態系などに被害を及ぼすものとして指定された生物です。外来生物法では、特定外来生物に指定された生物を飼育・栽培・保管・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどを原則禁止しています。
※罰則
これらの項目に違反した場合は、最高で個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。

オオキンケイギクの特徴
北アメリカ原産。高さは30から70cm程度で固まって生息します。花は5月から7月頃で直径5cmから7cmの鮮やかな黄色のコスモスに似たギザギザの花をつけます。繁殖が強く地下茎がよく発達し、そこから束になって茎が伸びるので、地上部分を刈り取っても同じ場所に生えてきます。

- 花は一重咲きと八重咲きのものがあり、花弁の先端はぎざぎざとなっています。

一重咲き

八重咲き
- 葉はヘラ状の形をしている。葉の両面には微細な産毛がたくさん生えています。
- 茎も同様に産毛がたくさん生えています。

葉

茎

オオキンケイギクの駆除方法(個人の敷地の場合)
自宅に生えた場合はできるだけ根から掘り起こして駆除し、その場で2、3日天日に干すなどして枯らした後、燃えるごみとして処分してください。種がついてからは種が飛び散らないように丁寧に手で抜いてください。
(注意)
刈り取りを行う場合は、残された根茎等から再生するため、抜き取りをする必要があります。

啓発資料
添付ファイル
本巣トンネルより南部
