特定外来生物(セアカゴケグモ)にご注意を
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セアカゴケグモについて
セアカゴケグモの雌は毒を持っています。素手で捕まえたり、触らないように注意してください。
特長としておしりに赤いもようが目立ちます。落ち葉がからまっている巣は要注意してください。

写真提供:堺市生活衛生センター

セアカゴケグモの特長
- メス
体長は約1センチメートルで全体的に黒く、丸い腹部の背面と腹面の中央には赤い模様が目立ちます。 - 卵のう
約200個の卵が入った球形の袋で、直径約0.5から0.8センチメートル。色は乳白色または黄褐色です。卵の数の約1割が生き残ると言われています。 - オス
体長は約0.5センチメートルで腹部が細く、背面は黒色か褐色。腹部の腹面にのみ赤い模様があります。交尾後、メスに食べられてしまうことが多いため通常はほとんど見られません。 - 巣
粘り気が強くしっかりとした糸を張るため、たくさんの落ち葉などがからまっています。比較的低い位置への営巣が多くみられます。

写真提供:堺市生活衛生センター

生息場所
県内では平成20年に海津市の木曽三川公園で初めて生息が確認されています。
生息場所としては
- 側溝の側面やふたの裏
- 花壇周りの隙間やプランターと壁との隙間
- 墓地の花立てや線香立ての隙間
- 日当たりが良く暖かく、昆虫などの餌が豊富な所

噛まれた時の対応
咬まれると激しい痛みや腫れ、多汗、寒気、嘔吐などの症状のほか、脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が現れることもあります。
噛まれた場合には、できるだけ早く病院に行って治療を受けることが大切です。病院でクモの特長を説明すると適切な治療につながります。

駆除方法
セアカゴケグモを見つけたら、市販の家庭用殺虫剤を吹きかけるか、靴で踏みつぶして駆除をしてください。

相談窓口
セアカゴケグモを発見した場合は、下記に連絡してください。
- 本巣市 水道環境部 環境課 058-323-7751
- 岐阜県 岐阜地域環境室 058-272-1920
