再委託先における個人情報の流出について（令和5年12月13日更新）

　本巣市が、平成27年度から令和元年度および令和3年度において、岐阜県国民健康保険団体連合会（以下「連合会」という。）に委託して実施いたしました国民健康保険特定健診受診率向上に向けた未受診者に対する受診勧奨業務（コールセンター）において、個人情報流出事案が発生いたしました。

　本事業については、連合会が、株式会社NTTマーケティングアクトProCX（本社：大阪市都島区、以下「再委託先」という。）に再委託して、実施しておりましたが、再委託先の元関係社員により、本巣市の国民健康保険被保険者の個人情報が不正に持ち出され、そのうち一部は第三者に流出していたおそれがあることが判明しました。

　なお、現時点では、当該事案に起因した被害については、確認されておりません。

令和5年10月12日（木）
再委託先が連合会に対し情報持ち出しの事実を報告

同年10月13日（金）
連合会は関係市町等に対し事案の概要（情報持ち出し）を説明

同年10月16日（月）
連合会は再委託先からの報告により情報流出の事実を覚知

同年10月17日（火）
連合会は関係市町等に対し情報流出について説明
再委託先により報道発表

同年10月18日（水）
連合会が本事案について報道発表

同年11月13日（月）
流出した個人情報の特定のため、連合会が再委託先から提供を受けたデータについて、ファイル名・データ内容から該当市町村の分類および住所・氏名で名寄せしたデータを作成し市へ提供
市は、このデータをもとに個人情報の保護に関する法律第68条第2項に規定する本人への漏えい事態が発生したことの通知の送付対象者特定作業を実施

同年11月22日（水）
連合会は再委託先から第三者への流出が確認されたデータと、不正に持ち出されたデータを入手し、該当市町村の分類、名寄せ作業を行い、市へ同データを提供し個人の特定作業を依頼することを通知

同年11月29日（水）
市は連合会から対象者リストを受領し確認作業を開始

同年12月4日（月）
市において提供データの確認作業を終了

1. 個人情報の内容　　本巣市国民健康保険の被保険者の内、受診勧奨対象者の氏名、住所、性別、年齢、電話番号
2. 個人情報の件数　　最大延べ　5,348件（平成27年度から令和元年度および令和3年度の単純合計）

第三者へ流出が確認されたもの　239件
不正に持ち出されたが第三者への流出が確認されなかったもの　113件
漏えい総数　352件

個人情報の漏えいが発生したことおよびお詫びの通知を、連合会との連名で12月15日に発送予定で準備を進めています。

1. 連合会と再委託先における、流出した個人情報の特定に向けた今後の協議を注視し、情報収集に努め、新しい情報が入り次第ホームページでお知らせします。
2. 問い合わせ窓口
   岐阜県国民健康保険団体連合会　健康推進課　058-214-2966
   なお、10月23日（月）以降は、フリーダイヤル　0120-142-966
   ※12月29日から1月3日を除く平日の午前8時30分から午後5時15分まで

詳しくは連合会ホームページをご覧ください。
リンク先：岐阜県国民健康保険団体連合会別ウインドウで開く

　現在のところ、本巣市民の個人情報の流出は確認されておりませんが、念のため、市役所を騙った国民健康保険の還付金など、不審な電話や訪問には十分お気を付けいただき、詐欺を疑うような心配があれば警察または市民課医療保険係までご連絡ください。