本巣市ゼロカーボンシティ宣言およびペットボトル「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定
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「本巣市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました
本市は、令和7年2月5日(水)、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

背景
近年、地球温暖化に起因するといわれる気候変動により、世界的に自然災害が発生し、本市においても、記録的な猛暑や集中豪雨の増加により生活を脅かす事態が発生しています。
私たち一人ひとりは、この地球温暖化の問題を共有し、樹齢1500年余の日本三大桜の一つ、「淡墨桜」をはじめとする豊かな自然と多くの文化に恵まれ、守り受け継いできた市の誇る宝を、次世代に継承していかなければなりません。
本市といたしましても、市民・事業者・行政がお互いに連携協力しながら一体となって、地球温暖化意識を高め、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指します。

ゼロカーボンシティとは
環境省では、「2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らがまたは地方自治体として公表された地方自治体」を「ゼロカーボンシティ」としています。

今後の取り組みについて
新庁舎のZEB化を契機とし、環境省のゼロカーボンアクション30を参考に、既存の施策等を実施することで、脱炭素社会の実現と循環型社会の形成を推進していきます。
【主な取り組み内容】
・エネルギーの節約(クールビズ、ウォームビズ、節電、節水等)
・再生可能エネルギーの導入(公共施設への太陽光パネルの設置等)
・省エネ高効率機器等の導入(公共施設の照明のLED化、電気自動車の導入等)
・ごみ減量化対策への補助(電気式生ごみ処理機、ダンボールコンポスト等)
・食品ロスをなくす(3010運動等)
・3R(マイバック・マイボトル、ごみの分別等)

サントリーグループとペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結 しました
ゼロカーボンシティへの取り組みの一環として、本市とサントリーグループは市が収集した使用済みペットボトルを、繰り返し再び飲料用のペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を、令和7年2月5日(水)に締結し、令和7年4月から事業を開始することになりました。

左からサントリーホールディングス株式会社サステナビリティ経営推進本部 副本部長 関 学様、本巣市長

「ボトルtoボトル」水平リサイクルとは
これまでも市が収集した使用済みペットボトルは、衣類の繊維や食品トレイなどさまざまな製品にリサイクルされていました。しかし、市では再生先の製品を指定できず、焼却されてしまう用途にリサイクルされるなど、リサイクルの輪が途切れてしまうこともありました。
令和7年度からは、本協定に基づいて繰り返し何度もリサイクル可能な「ボトルtoボトル」水平リサイクル事業を行うことで従来の化石由来原料を使用したペットボトルの製造時よりCO2排出量を約60%削減することができます。
市民の皆様が資源物として排出したペットボトルが「サントリーの飲料用ペットボトル」としてリサイクルされ再び市民の皆様へと還っていく、リサイクルの輪ができあがります。
これにより、ペットボトルの再生先が明確に「見える化」され、市民のリサイクル意識のさらなる向上が期待されます。また、脱炭素社会の実現と循環型社会の形成に貢献できる活動だと考えています。

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