消防庁の統計によると、2021年の5月31日から9月12日までの期間中に熱中症で医療機関に搬送された人は、全国で5,486人、このうち約半数は65歳以上の高齢者でした。医療機関へ搬送時に重症であった人は、1,824人で、搬送直後に死亡が確認されたのは170人でした。
本巣市を管轄している岐阜市消防本部の統計によると、本巣管内で2021年の救急車出動件数1,985件中、熱中症は21件(21人)、このうち、労働作業中だった方3人、運動競技中だった方4人、自宅や外出先で倒れた方が14人でした。重症者は一人もなく、短期間の入院となった方が14人、軽症だった方は7人でした。
熱中症の発生は、例年7月から8月がピークになり、最高気温が35度を超える猛暑日が続くことにより、起こりやすくなります。
熱中症を正しく理解し、予防につとめましょう。
重症度 | 症 状 |
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軽症 | めまい、筋肉痛、大量発汗※ |
中等症 | 頭痛、気分不快、吐き気、おう吐、倦怠感、虚脱感 |
重度 | 意識障害・けいれん・手足の運動障害、高体温 |
※熱中症が重症となると発汗が無く、乾いた皮膚になるので、汗だけで判断しないことが大切です。
症状が改善しない・反応がおかしい・意識がとおいなどの症状がある時は、すぐに救急車を呼びましょう!
TEL: 058-320-0153
FAX: 058-320-0154