国指定重要無形民俗文化財の「真桑人形浄瑠璃」が上演されます。
※今年は1日のみの開催となります。
本巣市上真桑の本郷地区に古くから伝わる郷土芸能で、通称「真桑文楽」と呼ばれています。歌舞伎における地芝居のように浄瑠璃に合わせて演ずる操人形芝居で、年に一度氏神物部神社の祭礼に奉納上演されてきました。
古来、この地域は根尾川水域にあって、しばしば干害に悩まされ、また灌漑用水の取水量を巡り、真桑、席田両用水に属する村々では利害が対立し、寛文年間には論争が絶えませんでした。この争論の解決に尽力し井水の制を確立したのが上真桑村の井頭・福田源七郎でした。この源七郎の功績に報いるため、元禄年間「義農源七郎」という外題の操人形芝居を上演したのがその創始と伝えられています。
真桑人形浄瑠璃は、文献にのみ名を残すカシラを現に所蔵していることや、他の地域では上演できなくなった外題を有しているなど、人形芝居の変遷を知る上で大変貴重であり、文化的価値も高く地方的特色もあることから、昭和59年1月21日付けで国の重要無形民俗文化財に指定されました。
また、この人形浄瑠璃を上演する際に使用されている真桑の人形舞台は棧瓦葺・切妻・平入りの建物で、回り床・田楽返し・三段返し等の農村舞台機構は全国的に珍しく貴重であることから、昭和50年9月3日付けで国の重要有形民俗文化財に指定されました。
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