令和3年度ふるさと学習ロマンプロジェクト
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ふるさと学習ロマンプロジェクト
本巣市の地名の由来となった古代豪族「本巣国造」にまつわる歴史と、国指定史跡となった船来山古墳群について、歴史ロマンを感じてもらうために本プロジェクトを開催しました。
令和3年度は、13名のこども学芸員・研修生が活動しました。
第2回講座では、こども学芸員がチームリーダーとなり、船来山古墳群の未来を考えるワークショップを開催しました。
第3回講座は初めてオンライン講座を開催しました。船来山古墳群出土品を背景に、受講生が作成した考古学新聞について、林直樹先生(岐阜県立関高校)からアドバイスをいただきました。作品をkids考古学新聞コンクールへ応募しました。
第4回講座(10月30日)は約40基ある船来山O支群の古墳のうち、自分でひとつ古墳を選び、古墳の大きさ、時代、出土品などを深く調べ「推し墳をプレゼンする」講座を行いました。
岐阜大学教育学部の学生が社会教育実習の一環で参加し、実りある実習となりました。素晴らしい秋晴れの中、こども学芸員・研修生も立派に発表できました。
全国kids考古学新聞コンクールでこども学芸員の菊地政吾さんが最優秀賞を受賞しました。11月11日に藤原市長へ受賞報告を行いました。
第5回目講座(11月21日)には、岐阜大学教育学部と連携した鏡づくり講座を開催しました。船期山24号墳出土鏡をもとに、鏡の文様と文字を読み解く教育プログラムを行いました。
第6回目講座(12月12日)では「岐阜の歴史を探ろう」に参加し、kids考古学新聞コンクールで最優秀賞を受賞した菊地政吾さんをはじめ、受講生が船来山古墳群を題材にした考古学新聞を発表しました。
第7回目講座(3月12日)閉講式を迎えました。新たに3名のこども学芸員が誕生しました。
船来山古墳群は令和3年度から整備基本計画を策定しています。いただいた意見を計画へ取り入れる予定です。