選挙運動について

　政治活動とは、一般的には政治上の目的をもって行われる一切の活動、すなわち、政治上の主義、施策を推進し、支持し若しくはこれに反対し、または公職の候補者を推薦し、支持し若しくはこれに反対することを目的として行う直接間接の一切の行為を総称するものである、とされています。したがって、これらの一切の行為の中には、特定の候補者の当選を図るために行う選挙運動にわたる活動も含むものと解されています。
　しかしながら、公職選挙法においては、「政治活動」と「選挙運動」を理論的に区別しています。

政治活動：政治上の目的をもって行われるすべての行為の中から、選挙運動にわたる行為を除いた一切の行為

選挙運動：特定の選挙において、特定の候補者の当選を得または得しめるために、選挙人に働きかける行為

　選挙運動は、各候補者の人物、政見等を含め選挙人に対してだれを投票すべきかの判断の基礎を与えるものなので、可能な限り自由に行われるのが理想ですが、無制限に自由にしてしまうと、財力、威力、権力等によって、その選挙がゆがめられるおそれがあります。
　そこで、選挙の公正を確保するために、選挙運動に一定のルールが設けられ、そのルールに従って選挙運動は行われることになります。

現行の選挙運動の規制（総務省HP）

選挙違反と罰則（総務省HP）（別ウインドウで開く）

インターネット選挙運動について（総務省HP・チラシ）（別ウインドウで開く）