本巣市は、令和6年2月に市制20周年を迎えることを記念して、市内を走る樽見鉄道のラッピング事業を実施しました。 ラッピングデザインを考えるワークショップおよび、車両の愛称等を決定するためのアンケートには、本巣市と連携協定を締結し、市内に立地する岐阜工業高等専門学校と本巣松陽高校の生徒の皆さんにご協力いただき、”未来への希望をつなぐ“「モトスミライ号」が誕生しました。
ラッピングデザインのもととなるキーワードを集めるため、「本巣市の魅力」や「20年後も残したい本巣市の風景」などを尋ねるアンケートを実施し、490人の生徒から回答が寄せられました。
令和5年9月20日、事前に本巣松陽高校の生徒を対象に行ったアンケートの回答をもとに、岐阜工業高等専門学校美術部と内装デザイン案を考えるワークショップを開催しました。ワークショップでは、天井チーム/内装・小物チーム/床面チームに分かれ、細部までこだわり抜いたデザイン案が完成しました。
令和5年10月10日、ワークショップ(1)で制作した内装デザイン案をもとに、本巣松陽高校の2年生とラッピング車両の「愛称」と「キャッチコピー」を考えるワークショップを開催しました。だれでも呼びやすい響きとした案や、未来への希望を感じさせる案など6クラスが1案ずつ考案し、最終的に全校生徒による投票で決定しました。
令和5年11月1日、ワークショップ(2)で決定した「愛称」と「キャッチコピー」をもとに、再び岐阜工業高等専門学校美術部とヘッドマークのデザイン案を考えるワークショップを開催しました。本巣松陽高校の2年生が考えた「愛称」と「キャッチコピー」から美術部のメンバーがインスピレーションを膨らませ、市のマスコットキャラクター「もとまる」をあしらった2種類のデザインが完成しました。
令和6年1月26日、「モトスミライ号」のお披露目となる出発式を樽見鉄道本巣駅の車両基地で開催しました。式典では、関係者によるテープカットなどを行った後、参加者を乗せて臨時運行をしました。「モトスミライ号」は2月8日から運行しています。地元学生がデザインした本巣市の魅力がたくさん詰まった特別車両にぜひご乗車ください。
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