講師に萩野谷正宏氏(和歌山県紀伊風土記の丘学芸員)をお招きし、「船来山古墳群の未来を考える〜国史跡岩橋千塚古墳群・紀伊風土記の丘の取り組みについて」と題して開催しました。
当日は69名の受講者が熱心に耳を傾けました。
紀伊風土記の丘には、古墳を保護してつくられた遊歩道があり、ウォーキングでの来場者は約20万人、資料館へは約2万人入館されるそうです。
保存活用のための取り組みを紹介いただきました。
このたび国史跡の答申を受けた船来山古墳群
答申を受けたエリアにある赤彩古墳について特別開館を行いました。
大人のボランティアのほか、こども学芸員3名とこども学芸員研修生1名が来館者を案内しました。
今回答申を受けたエリアから移築した赤彩古墳船来山272号墳の案内も立派にできました。来館者から好評でした。
こども学芸員がご案内しました。4日間の開館で501名の来館者がありました。
出土品にちなんだ古墳スイーツ(トンボ玉黒あめ、勾玉バトンクッキー)の試食体験も好評でした。
古事記や日本書紀に載っている「相撲」の起源をご存知ですか?
古代人の衣装を着て演武をしてくださるボランティアを募集します。
特別開館時などに演武を披露していただきます。
このたび10月13日に岐阜県指定重要文化財に指定された船来山古墳群出土品について、林正憲氏(岐阜県文化財保護審議会委員 奈良文化財研究所)にお話しいただきました。
雪の日でしたが、市内外県内外から72名の参加者がありました。
「船来山古墳群から見た古墳時代」のテーマで、全国的な日本の歴史の中での船来山古墳群と大和政権とのかかわりなどお話しいただきました。
「船来山古墳群は古墳時代の教科書である」というこれ以上にないお言葉をいただきました。
大変刺激的なお話しをいただき、本巣市の誇る船来山古墳群が全国的にも大変価値があることが良く分かりました。
参加いただいた皆様本当にありがとうございました。
館内での見学の様子
船来山ぐるっとウォークでの弥勒寺のご住職との記念撮影天候にも恵まれ、3日間で416名が来館されました。
船来山古墳群の歴史を体験する教室や秋の船来山里山の風景を楽しむ教室が開催されました。
次回の開催は5月3日(祝)から6日(日)の予定です。
期間中は大人から小人まで多くの世代の方が来館されました。本巣市が国指定史跡を目指している船来山古墳群の出土品から現地の古墳までの魅力を体感いただきました。来館いただいた皆様、本当にありがとうございました。
NHK岐阜の杉浦史織アナウンサーの取材がありました。船来山古墳群ボランティアがテレビ出演しました。
11月25日(土)午後開催の「トンボ玉勾玉げんこつあめづくり」
11月26日(日)午前開催の「古墳クリスマスリース・アクセサリーづくり」
について佐藤登代さん、中島栄子さんに取材に対応いただきました。
放送日時:11月24日(金)11時50分から12時「みのひだ情報局」
18時30分から19時「ほっとイブニングぎふ」
※トンボ玉勾玉げんこつあめはどても香ばしく、コーヒーによく合う味です。
(開催終了しました)
大人から児童生徒まで40名が参加しました。船来山古墳群の中でも古墳時代の始まりの時代、古墳時代前期の時代について学びました。現在までの調査の成果によって新たに前方後方墳の可能性が高くなった船来山62号墳、76号墳の成果や、今年度出土から50周年を迎える船来山24号墳の歴史について学びました。
5月に船来山古墳群ボランティアが東京国立博物館で船来山24号墳出土品の展示を見学をしましたが、実際に見学した感想を受講生に話してくださいました。
「国宝や重要文化財と並んで展示されているところに感動した。」、「日本の歴史の中で船来山古墳群がいかに重要か感じた。」という感想がありました。
講演の後、遊歩道の古墳船来山62号墳を見学しました。前方部が低いという特徴や後方部の可能性があるポイントの場所を現地で体感しました。
5月3日から7日までの開館で590名の方が来館されました。船来山古墳群の魅力を紹介することができました。
船来山古墳群出土品になぞらえた「勾玉トンボ玉げんこつあめ」の試食や岐阜農林高校の皆様の道案内も好評でした。
「勾玉トンボ玉げんこつあめ」づくりの様子
「古墳探検と草木染」の様子
62号墳を訪ねました
船来山古墳群出土品から誕生したマスコットキャラクター「ふなっきー」クッキーづくりの様子
「ふなっきー」の頭や体がどこに展示されているかを探してからクッキーづくりに取り組みました。
期間中は大人から小人まで多くの世代の方が来館されました。前の週に社会の授業の一環で見学に来てくれた市内小学校6年生の中からまた期間中に見学に来てくださった児童もおり、とてもうれしく思いました。
本巣市が国指定史跡を目指している船来山古墳群の出土品から現地の古墳までの魅力を体感いただきました。来館いただいた皆様、本当にありがとうございました。
日時:5月3日から6月30日(予定)9時から16時
入館料:大人300円、中学生以下100円(5月3日から7日は無料)
船来山古墳群の古墳時代前期(3、4世紀)の様子を紹介します。
岐阜農林高等学校生徒が卒業研究で制作した船来山古墳群の前方後円墳、前方後方墳、方墳の模型を展示します。
期間:5月3日(祝水)から6月30日(金)
船来山古墳群の魅力を一言で表した素敵なキャッチコピーを募集します
館内の応募ボックスへ投票してください
特別開館時などに古代衣装を着て演武をしてくださるボランティアを募集します
ボランティア手作りの短甲や武人の衣装を着て素敵な武術を披露してください
講師:柴垣勇夫氏(静岡大学名誉教授)
演題:「東海地方の装飾須恵器と特殊須恵器」
地元の受講者が多く盛会でした。朝鮮半島での出土例、日本国内のなどをスライドで分かりやすくご解説いただきました。
講演の様子
古墳と柿の館展示品を見ながらの解説の様子
小学生の受講生も熱心に勉強できました。大人からこどもまで幅広い年代の受講者でした。
参加いただいた皆様本当にありがとうございました。これからも船来山古墳群の魅力を発信していきます。
ご来館いただいた皆様、本当にありがとうございました。当日は岐阜農林高等学校環境科学科ボランティア、語りべボランティアが活躍しました。道の駅糸貫から古墳と柿の館までの道案内や、赤彩古墳の館での案内をしました。3日間で341名の来館者がありました。
船来山24号墳にちなんだ鏡デコクッキーづくりの様子
市川麻美先生のご指導のもと、好きな鏡を選び文様をスケッチしてでコペンで描きました。鏡に神獣や神様が描かれていることを学ぶことで鏡に込められた古代人の想い、祈りを学びました。
世界にひとつだけの素敵な鏡クッキーができました
船来山ぐるっとウォークを行いました。今回は古墳の案内に加え名古屋城石垣普請の際の船来山石切り場についても案内しました。ボランティアの案内のもと船来山古墳群の歴史を学びながらゆっくりと歩きました。
弥勒寺では境内にある船来山81号墳を見学させていただき、帆立貝形の古墳であることを学びました。弥勒寺住職清水氏のご好意で81号墳出土の円筒埴輪のかけらを見せていただきました。
現在本巣市が国指定史跡を目指している船来山古墳群の保存活用・普及啓発活動の一環で、船来山古墳群出土品にちなみ、そっくりなスイーツを募集しました。高校生から大人までの7作品の応募があり、平成28年5月3日から5日までの来館者457名に試食いただき、投票いただきました。
グランプリヤミラ賞を受賞された「鏡デコクッキー」をはじめ、船来山古墳群出土品そっくりのスイーツレシピを紹介します。
ただ作るだけでなく、作る過程で船来山古墳群の出土品を学ぶことが出来たり、船来山古墳群出土品の歴史的なすごさが学べる歴史体験ができるレシピになっています。すべての作品にヤミラ先生から講評をいただき、どの点が船来山古墳群にちなんでいるかもわかるようになっています。楽しくおいしく郷土の誇り・郷土の歴史を学びましょう。ぜひご家庭でお試しください
※食物アレルギーのある方は、問い合わせてください。
日時:11月19日(土)、20日(日)、23日(祝水)9時0分から16時0分
入館料:特別無料(文化の日協賛)
鏡の文様をクッキーにアイシングで描きながら、楽しく歴史体験します。
講師:市川麻美先生
日時:11月23日(祝水)10時0分から12時0分
材料費:一人300円(作ったクッキーをお持ち帰りいただきます)
船来山24号墳出土品(東京国立博物館蔵)にちなんだスイーツです。鏡の文様に描かれている神聖な意味や、鏡にこめられた古墳時代の人々の祈り、メッセージを学ぶことが出来ます。
講師に渡邉博人氏を招き、「船来山古墳群と7世紀の須恵器〜古代美濃の成立〜」についてお話しいただきました。大人29名、小人18名の47名が参加しました。
船来山古墳群は6世紀から7世紀末までの200年にわたる須恵器が副葬された素晴らしい古墳群であるというお話がありました。7世紀の須恵器は美濃須衛窯産の須恵器であるという説明がありました。6世紀の須恵器は畿内系須恵器の可能性があり、本巣地域周辺にまだ発見されていない須恵器窯跡があって、生産された可能性を指摘されました。
講演の後古墳と柿の館へ移動し、実物の出土品を見ながらお話を聞きました。
須恵器を食事に使う文化は、全国の中で比べても東海3県の特徴であり、ほかの地域は土師器を使うというお話もありました。詳しいお話がありましたが、参加者の小学生も質問をしたり、本物の出土品を見学するなど、熱心に聞くことが出来ました、渡邉先生からは「次世代をになう子どもたちが、自分の地域の歴史のすごさを実感し、未来の研究を進めてほしい。」というお話がありました。
次回の船来山古墳群赤彩古墳の館特別開館は11月19日(土)、20(日)、23日(祝)です。
古墳めぐりの様子
銀の指輪づくり完成の様子
5月5日(祝木)ドッキ―考案者のヤミラ先生とふるさと学習受講生が最終選考を行い、グランプリが決まりました。
286票中最多の105票を獲得し、市川麻美さんの「鏡デコクッキー」に決まりました。
見た目の完成度もさることながら、アイシングで文様を真似して描いて、さまざまな鏡クッキーを作れるところがいいなと思いました。
鏡に描かれている文様を観察して、その意味を考えたりしながら作れるところに、体験性があると思いました。
食べながらオレオを思い出して、オレオって青銅鏡の文様に似ているかも・・・などと想像が膨らみました。
船来山古墳群出土品の鏡にそっくりなアイシングクッキーを作りました。
ココア生地のクッキーにクッキー型で溝を付けたり、クッキーを中心部に貼り付けたり、アイシングクリーム(砂糖、卵白、水を混ぜたもの)で模様を描き、鏡師になったつもりで鏡をデザインしてみました。鏡は銅で硬いので、クッキーも硬めです。白塗り部分で出土品感を表しました。
受賞された市川さんには、次回秋の特別開館中の11月23日(祝火)に、講師として鏡デコクッキーのワークショップを開催いただきます。
勾玉、管玉、トンボ玉をセットにされているのがいいですね。げんこつあめは地元ではなじみのあるお菓子だということを知ったのですが、試食されている皆さんが「懐かしい!」と感動されていたので、この土地ならではのすてきな考古学スイーツだと思いました。ぜひカラフルな雁木玉あめを見てみたいです。
船来山古墳群から出土したトンボ玉・勾玉・管玉にそっくりな玉を作りました。糸を通して首飾りにもできます(でも服が汚れるので要注意)。げんこつあめ作りの方法で、自然の材料で作りました。体に良いスイーツです。「ふなき山のたからもの」ぜひ味わってみてください。
鏡の模様がピンクなどのポップな色で表現されていて、かわいらしかったです。海獣葡萄鏡だったら干しぶどうを使った意味も出ると思うので、今度はぜひ海獣葡萄鏡マドレーヌを作っていただきたいです。
三角縁六神鏡のイメージが出るように、干しぶどうを6個使い、チョコレートで線の模様を作っているのがアピールポイント。甘くておいしいマドレーヌを食べれば、古代のロマンが想像できます。
土器を輪積みで作る所がよく伝わってよいと思いました。私のドッキ―とは違う発想ですね!作って組み立てるまでの遊びが楽しめるところがよいと思いました。
土器だけでなく、土器のかけらも作ったところです。
私はバトンクッキーというものを知らなかったのですが、風味のあるおしゃれな味のクッキーですね!焼き色がやさしいので、たくさん集まっている様子がなんだかかわいかったです。
勾玉イメージです。食感がふわふわもちもちするところにこだわりました。
ドッキ―は器状には作れないため、ぜひ作り方を教えてほしいなと思いました。中に何か別のお菓子(勾玉バトンクッキーを入れても良い?)を入れて提供したら、とても喜ばれそうですね。
出土品の土器をイメージして作りました。見た目は硬そうですが、外はカリカリ、中はフワフワです。器はしっかりとしているので、中にチョコレートやジャムを入れ、つけながら食べても良いです。
前方後円墳のかわいい形がよく出ていますね。古墳の部分だけ抹茶味にして良いかもしれないですね。ケーキをカットする瞬間がとてもウキウキしそうです。
古墳にぴったりな色ということで、色をココアで再現し、作品名にあるように、まさにin古墳で、パウンドケーキの中に入れました。生地を流して焼くという手法を真似して作りました。
1000人目の来場者
春日井翔太さん(11歳 羽島市)
900人目の来場者
西山恭汰さん(6歳 岐阜市)
期間中、1034名のお客様が来場されました。900人目、1000人目の記念のお客様へは、船来山24号墳出土品にちなんで、語りべボランティア手作りの記念品が贈呈されました。
期間:1月16日(土)から31日(日)9時から16時まで 月曜休館
特別無料開館日:期間中の土日(16日、17日、23日、24日、30日、31日)
入館料:平日大人300円、高校生以下100円
鏡づくり 理科の実験のようでした。素敵なメダル大の鏡が出来ました
合金をチョコレートに代えた鏡チョコレート作り
大きな勾玉づくり
日時:1月23日(土)13時から16時(受付12時半から)
講師:林正憲氏(奈良文化財研究所)
演題:鏡から見た船来山古墳群
船来山24号墳から出土した鏡のうち3面の倭鏡(ぼう製鏡)についてお話しいただきました。
鏡の年代や、文様の構成などから、船来山24号墳の被葬者と大和盆地北部の勢力との関係についてお話がありました。
実物を見ながらの林先生のお話
発見者の西垣幹雄さんと林先生
視聴覚室での講演の後、展示室へ移動し、本物の24号墳出土鏡を見ながら、詳しくお話しいただきました。
真上から見るだけでなく、横から覗いて、鏡の紐穴の形を見ると、24号墳出土品の特徴がよくわかるというお話がありました。
当日は、昭和42年にこの船来山24号墳が豪雨によって出土した時の発見者、西垣幹雄さん(本巣市在住)も受講され、出土品を見ながら林先生とお話しされました。
1月16日から26日までで、のべ593名のお客様が来館されました。
これを記念して、船来山古墳群の古墳時代、その後の席田郡の時代、古代中世を含めた時代の最新の調査・研究の成果を持ち寄り、報告いただく報告会を開催しました。
会場の様子
広瀬和雄先生の基調講演
「船来山古墳群とはなにか」
中井正幸先生の報告
「前期、中期の船来山古墳群」
長瀬治義先生の報告
「飛鳥時代の船来山古墳群」
横幕大祐先生の報告
「池田町願成寺西墳之越古墳群と船来山古墳群」
橋本裕子先生の報告
「古墳時代の人物像 船来山古墳群に葬られた人々」
12月13日の会場の様子
大嶋樹美江さん弾き語り
「柿の殿様」
田島公先生の基調報告
「席田郡建郡の歴史的背景と舟木(船木)
三野(美濃)における「王領」と「渡来人」」
北村安裕先生の報告
「美濃守笠麻呂と席田郡」
竹谷勝也先生の報告
「席田郡・本巣郡の条里と東山道」
村瀬範夫先生の報告
「古代中世の和歌に詠まれた船来山、席田、糸貫川」
場所:本巣市すこやかセンター地域交流室(岐阜県本巣市文殊324)
期日:12月12日(土)13時から16時半(受付12時半から)13日(日)13時から16時(受付12時半から)
13時0分から教育長挨拶
オープニング13時0分から 大島樹美江 創作朗読劇「柿の殿様」(旗本大嶋家の歴史弾き語り)
古代衣装を着た中学生ボランティアが活躍しました。
(左から古代の埴輪から復元した古墳時代巫女の衣装、右2人貫頭衣)
道の駅いとぬきからの案内や、館内で来館者に対応してもらいました。
親子歴史体験教室開催
船来山ぐるっとウォーク開催の様子
当日は船来山古墳群の魅力をボランティアが伝えました。
本巣市の宝物「船来山古墳群」の魅力を発信しました。
5月2日(土)から6日(振休)まで、春の特別開館を行いました。
748名の来館者があり、過去最高の来館者がありました。語りべボランティアが案内をしました。
今回は、船来山のおひざ元席田郡建郡1300年記念の年であり、本巣市の宝物を来館者へアピールする絶好の機会となりました。
来館者へ向けて、本巣市の宝物である船来山古墳群の魅力を伝えました。
企画展「花開く席田郡〜席田郡家推定地発掘調査速報展」
期間:5月2日(土)から6月28日(日)まで
入館料:5月2日から6日までは特別無料
5月8日(金)から大人300円、小人・身障者100円
5月9日(土)に、北村安裕先生(岐阜聖徳学園大学)をお招きし、「席田郡建郡と古代の豪族」について、お話しいただきました。
小学生から大人まで、61名の参加者が、建郡1300年を迎える席田郡の歴史に迫りました。
船来山古墳群のお膝元の旧席田郡は、715年に本巣郡から分かれて建郡されました。
船来山古墳群は7世紀まで古墳が造られ続けますので、その直後の時代といえます。
建郡にあたっては、尾張から渡来人の新羅人74家を入植させたと続日本紀に出てきます。
当日は北村先生から、日本全国で起こっていた建郡や渡来人とのかかわりや、席田郡建郡当時の美濃守「笠麻呂」と席田郡のかかわりなど、お話しいただきました。
奈良時代、平安時代当時の想像図などを見せていただきながら、小学生の受講者にも大変分かりやすく説明いただきました。
講演後、古墳と柿の館の企画展「席田郡家推定知発掘調査速報展」を見学しました。
北村先生は、「学校で習う歴史はおぼえるものですが、本当は自分で考えること」、「席田郡ができたことは、美濃や東海、日本全体や世界の歴史にもつながります」とお話しいただきました。
成瀬正勝先生(岐阜県文化財保護センター調査課長)を招き、「船来山古墳群の特性」についてお話しいただきました。
お話の中では、船来山古墳群の中でも、赤彩古墳が造られた、6世紀の時代について、取り上げられました。
また、近江の湖東地域で近年取り上げられている階段式石室との関連、同じく湖東地域の古墳群から出土している徳利型須恵器との関連についてもお話がありました。
展示室では、赤彩古墳19号墳、272号墳、274号墳出土須恵器などを見学しながらお話をいただきました。
船来山のある旧席田郡は、715年に渡来人を入植させ本巣郡から分かれて建郡されました。
講演の中では、こうした渡来人とのかかわりについても、新説を提示されました。
来年2015年は、建郡1300年目の記念の年を迎えます。
来年へ向け、また船来山古墳群の国指定を目指す上で、大きな一歩となるお話をいただきました。
語りべボランティアによる創作紙芝居「黄泉の国への招待 横穴式石室の世界」上演の様子
11月22日から24日まで、秋の特別開館を行いました。
古代人の衣装を着た語りべボランティアの活躍で、3日間で465名の方が来館されました。
23日の古墳探検の様子
23日のトンボ玉づくりの様子
23日の古墳探検では、岐阜農林高校の高校生ボランティアが活躍し、参加者を案内しながら船来山を探検しました。
また今回から新しく登場したトンボ玉づくりでは、篠田先生のご指導のもと、素敵な作品が出来ました。
来場者は、「こんなすごい古墳群があるとは知らなかった。
本巣市の誇り、古からの宝箱だ。」と話していました。
5月10日(土)、講師に島田崇正氏(富加町教育委員会)を迎え、第14回目のセミナーを開催しました。
当日は50名の受講者が参加し、前方後円墳の世界を探検しました。
岐阜県内でも一番古い時代の古墳 富加町の前方後円墳「夕田茶臼山古墳」の発掘調査の成果をお話しいただきました。
精密な調査からわかった「前方後円墳の作り方」を、順番に模式図で表現いただきました。
新緑の62号墳の後円部の上で記念撮影
模型を見ながら質疑応答の様子
講話の後、講師と船来山古墳群の前方後円墳「船来山62号墳」を探検しました。
現地では、前方部と後円部の高さの差がかなりあり、古い古墳ではないかというお話がありました。
探検の後、企画展「前方後円墳の世界」を見学し、岐阜農林高校製作の62号墳の模型を見ながら、62号墳の今後の可能性について、受講生と活発な意見交流がありました。
5月3日から6日まで開催し、224名の来館者、参加者がありました。
今回から高校生ボランティアが誕生しました。測量調査に参加した岐阜県立岐阜農林高校の生徒が船来山62号墳、船来山81号墳まで案内する教室で案内役を務めました。
古墳時代の衣装を着て、語りべボランティアが来館者を案内しました。
館内だけでなく、富有柿の里内で道案内を務めたほか、親子歴史体験教室で作り方を教えていただきました。
今回はボランティアが貫頭衣を手作りしてくださり、古代人衣装が増えました。
次回の秋の特別開館も、古代人衣装を着たボランティアが活躍する予定です。
語りべボランティアは、資料館が来館者にとって生涯学習施設であるとともに、活動するボランティアにとっても、活躍の場であり、生涯学習の場であることを目指しています。
広瀬和雄先生、中井正幸先生を迎えて行われた環境整備ボランティア、勉強会
今回の企画展に合わせ始まる「光る泥団子づくり」の練習
船来山古墳群をはじめとする素晴らしい歴史の宝庫本巣市。この本巣市の魅力を来館者に伝えませんか?
次回の勉強会日時 2月18日(火)から5月2日(金)まで、週一回程度、14時0分から16時0分
勉強会開催場所 古墳と柿の館1階展示室
(親子歴史体験教室の練習、解説の練習のほか、船来山古墳群環境整備ボランティア(草刈)、企画展の準備を行います。毎回和気あいあいと楽しく活動しています。ぜひご参加ください)
※正式名称は語りべボランティアです。他団体と混同されることがありますが、本団体は本巣市教育委員会のボランティア団体です。
お間違えの無いようにご注意ください。
今回からキッズボランティアも募集します(小中学生、高校生対象、大人のボランティアと一緒に活動します)
古墳の清掃活動と、草刈を行います。
予定日時 11月23日(祝日)14時0分から 富有柿の里古墳と柿の館集合
持ち物 手鎌、剪定ばさみなど(草刈機をお持ちの方はお願いします)
申込 教育委員会社会教育課へお申込ください。
(平日8時30分から17時15分まで。土日の受付はファックスのみです。)
平成24年11月4日(日)開催の様子
当日は快晴に恵まれ、糸貫中学校ボランティア3名、南山大学ボランティア15名、本巣市語りべボランティア7名が参加しました。赤彩古墳出土地周辺から、濃尾平野を眺めました。
閲覧等は下記からお願いします。
実績報告
平成23年12月11日に開催した報告会資料です。
パンフレットの残部がなくなりました。閲覧ダウンロード等は下記からお願いします。
TEL: 058-323-7764
FAX: 058-323-2964