不審者対応訓練
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不審者対応訓練の実施
近年、自治体窓口で、来庁者が社会的相当性を逸脱した内容の要求や主張を繰り返し行う、暴言を吐く、暴力を振るうといった業務を妨害する事案が全国的に散見されることから、令和7年2月6日に不審者対応訓練を実施しました。
訓練では、市役所市民課窓口で来庁者(不審者)が強い口調で職員に文句を言い始め、「上司を出せ」と要求。上司が対応にあたったが、机を叩くなどして暴れ出し、他の来庁者を避難させました。そして、更に興奮した来庁者(不審者)は、刃物を取り出し脅し始めたため、110番通報するとともに、職員が刺股で取り押さえました。
大声を出す不審者を落ち着かせる(初期対応)
刃物を取り出したため刺股で対応
刺股で不審者を確保
こういった実践形式の不審者対応訓練は初めてだったため、北方警察署生活安全課の指導のもと、刺股の正しい使い方、来庁者避難のタイミング、必要な声かけ等細かく確認しながら行いました。参加した職員は、「緊迫した状況を体感しながら、とるべき対応の確認を実践形式で行うことができてよかった」と話していました。
庁舎統合により、1か所に来庁者が集中するようになったため、より多くの来庁者を危険から守ることも必要となりました。今後は、いざというときに適切な対応がとれるよう、定期的にこういった訓練を実施していく方針です。
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