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本巣市

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お薬のはなし

[2023年7月10日]

ID:1447

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ポリファーマシーをご存じですか?

多くの薬を服用しているため、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなっている状態を「ポリファーマシー(多剤服用)」といいます。
何種類以上の薬を服用すればポリファーマシーになるという定義はありませんが、薬が6種類以上になると、副作用や薬物有害事象が起こるリスクが高くなると言われています。

かかりつけ薬局を持ちましょう

かかりつけ薬局とは、処方箋をもらったら、必ずそこで調剤してもらうと決めている薬局のことです。
処方薬をひとつの薬局でまとめることで、同じ効果の薬や飲み合わせが悪い薬の服用を防ぐことができます。

お薬手帳は1人1冊にまとめましょう

薬の中には組み合わせに注意が必要なものがあります。
お薬手帳を1冊にまとめることで、薬の重複をさけたり、副作用の回避や飲み合わせの確認ができるため、安全な薬の処方に繋がります。



ジェネリック医薬品を利用しましょう

医療機関で医師に処方され、調剤薬局で受け取る薬には、新薬とジェネリック医薬品の2種類があります。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬の特許期間終了後に、有効成分、分量、用法、効能および効果が同じ医薬品として新たに申請され、厚生労働省が新薬と同等と認めて製造・販売される安価な医薬品のことです。
安価であるジェネリック医薬品を使用することで、自己負担額が軽減されるとともに、医療保険制度の安定的な運営に繋がります。
ジェネリック医薬品を希望する場合は、医師、薬剤師にご相談ください。



OTC医薬品でセルフメディケーション

セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機構(WHO)は定義しています。
具体的には、日頃から自分の健康管理を行い、ちょっとした怪我や、疲労などが原因の体調不良の場合、市販薬の利用や十分な休養をとることで自ら健康維持に努めることです。
セルフメディケーションを行うことは生活習慣病の予防や改善、ひいては医療費の節約につながります。

セルフメディケーションのすすめ

●規則正しい生活をしましょう。
 睡眠不足や不規則な生活は免疫力の低下につながります。また、生活習慣病の原因にもなるため、規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠をとりましょう。
●バランスの良い食事、適度な運動を心がけましょう。
 生活習慣病を予防するだけでなく、免疫力が向上する健康な身体作りの基本です。
●健康チェックを行いましょう。
 特定健診やがん検診などを受診し、異常の早期発見に努めましょう。特に生活習慣病は早期発見し、生活習慣を見直すことで改善にもつながることから、特定健診は毎年受診しましょう。

●正確な知識を持って、市販薬を上手に利用しましょう。
 軽いけがや風邪気味などの日頃よく経験する軽度な症状は、OTC医薬品(薬局などで処方箋なしで買える市販薬)を利用し、自分で手当てしましょう。症状に合わせた的確な薬を正しく利用するためにも、わからないことがあれば薬剤師などの専門家に相談しましょう。


セルフメディケーション税制

医療費控除の特例として、健康増進の取り組みを行う人が、対象となるOTC医薬品を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができます。
申告の方法や、対象となるOTC医薬品一覧など、詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。

セルフメディケーション税制について別ウインドウで開く〈外部リンク〉(厚生労働省)



リフィル処方箋について

「リフィル処方箋」とは、高血圧や糖尿病、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎など長期にわたり同じ薬を飲み続けているお薬を服用されている方について、症状が安定しているとき、医師の診察を受けず、一定期間内に同じ処方箋を繰り返し使用することができる仕組みです。

リフィル処方箋は医師が患者の皆さんの健康状況を十分考えた上で可能と判断した場合に限られます。
詳しいことはかかりつけ医にご相談ください。



お問い合わせ

真正分庁舎 市民環境部 市民課 

TEL: 058-323-7750

FAX: 058-323-1143

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