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本巣市

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書籍・古文書・考古資料

[2020年3月11日]

ID:1132

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平成29年 船来山古墳群出土品(687点)が岐阜県重要文化財に指定されました

古墳時代の全時期にわたって営まれてきた本古墳群の性格や特質をよく表しているということが評価され、このたび船来山古墳群出土品のうち、船来山古墳群の特質を示す687点が岐阜県重要文化財に指定されました。
(告示 平成29年10月13日)
出土品からは、大和朝廷との関係や渡来人との交流などを背景として、綿々と活動を続けてきた首長層の姿が浮かび上がることや、古墳時代における副葬品や葬送儀礼の変遷を顕著に示す好例であることから、岐阜県のみならず全国的視野においても古墳時代研究に大いに資すること等が評価されました。

19号墳出土雁木玉の画像

19号墳出土雁木玉

98号墳出土方形板革綴短甲の画像

98号墳出土方形板革綴短甲

272号墳出土品(一括指定)の画像

272号墳出土品(一括指定)

選定基準は以下の3点です

  1. 古墳時代の各時代(前期〜後期)の代表的な古墳から出土した遺物群
    ・98号墳一括(4世紀後半)9点
    ・99号墳一括(4世紀後半)3点
    ・272号墳一括(6世紀前半から7世紀前半)203点
    ・29号墳一括(6世紀前半から7世紀後半)218点
    ・154号墳一括(6世紀半ばから後半)117点
  2. 一基の古墳から出土した遺物のうち、その古墳の特徴を示す代表的な遺物群
    ・169号墳装身具一括(6世紀前半から後半)20点
    ・19号墳装身具一括(6世紀半ばから後半)16点
    ・150号墳装身具一括(6世紀半ばから後半)50点
    ・97号墳武器・馬具一括(6世紀後半から7世紀前半)13点
    ・156号墳装身具一括(7世紀)19点
    ※なお基準1に重複しないもの
  3. 上記1・2以外で特筆すべき遺物
    ・145号墳出土鹿角装大刀および小刀(5世紀末から7世紀末)
    ・264号墳出土轡および辻金具(6世紀前半から半ば)
    ・19号墳出土鑿(6世紀半ばから後半)
    ・57号墳出土鉾(6世紀半ばから後半)
    ・150号墳出土大刀(6世紀半ばから後半)
    ・151号墳出土大刀金具(6世紀半ばから7世紀前半)
    ・151号墳出土鐙金具(同上)
    ・103号墳出土銅釧(6世紀後半)
    ・142号墳出土鉄地金銅張雲珠(6世紀後半から7世紀前半)
    ・271号墳出土大刀金具(6世紀前半から7世紀前半)
    ・176号墳出土角付マリ(6世紀後半から7世紀)
    ・110号墳出土ガラスリング
    ・121号墳出土三足壺(7世紀後半)
    ・188号墳出土鋤鍬先(7世紀)
    ・215号墳出土鑷子(7世紀)

平成27年 船来山古墳群出土品が市指定有形文化財へ追加指定されました!

本巣市合併後も、出土品の保存処理作業を進めていましたが、このたび保存処理によって形状が分かった新たな鉄製品40点について本巣市文化財保護審議会の答申を受け、追加指定されました。
鉄鏃だけでなく、馬具(轡等)が含まれていることが判明しました。

鉄製品の画像1
鉄製品の画像2

平成25年 船来山古墳群出土品が市指定有形文化財へ追加指定されました!

船来山古墳群は東海地方はおろか、国内有数の古墳群です。
この古墳群の出土品については、旧糸貫町側からの出土品が指定されていましたが、このたび本巣市文化財保護審議会の答申を受け、旧本巣町側の109号墳出土品が追加指定されました。

古墳群の出土品の画像
  • 指定内容
    土器18点、金属製品4点、玉類42点を追加指定
    追加指定後の総数8,739点
    (土器1,335点 金属製品1,002点、装身具類6,402点)
    群集墳の一括資料として指定されており、岐阜県内でもそうそうたるものです。

船来山古墳群出土品の公開・展示

  • 場所
    古墳と柿の館(本巣市上保1-1-1 富有柿の里内)
  • 開館時間
    午前9時から午後4時(月曜休館)
  • 入館料
    大人300円、高校生以下・身障者100円
会場案内図1
会場案内図2

書籍・古文書・考古資料

市指定 考古資料 4件

船来山古墳群出土品(県指定687点をのぞく)

船来山古墳群出土品の画像
  • 所在地 上保(古墳と柿の館) 
  • 指定年月日 平成14年3月15日 平成25年4月16日 平成27年9月9日
  • 時代 古墳時代

前期古墳からは全国で17番目の出土例となる方形板革綴短甲のほか、槍が出土。後期古墳からは金・銀製の耳環や銀・金銅製の空玉等多くの玉類が出土した。さらに約3000点を示すガラス製品が出土し、赤く塗られた石室を持つ3基の赤彩古墳からは、海外との関係を窺える雁木玉、トンボ玉のほか、ねじり環頭柄頭、太刀、轡等が出土した。
平成29年の県指定によって、出土品の総数8,093点となった。

宝珠古墳出土品(石鏡、石釧、管玉、勾玉、紡錘車)

宝珠古墳出土品の画像
  • 所在地 本巣市文殊(石鏃以外は岐阜市歴史博物館へ寄託)
  • 指定年月日 昭和60年6月17日
  • 時代 古墳時代

宝珠古墳は、小川栄一氏が残した測量図によると、全長約48mの前方後円墳であった(現在は消滅)。古墳時代前期の前方後円墳と考えられ、このうち出土品の四獣形鏡、人物禽獣鏡などが指定されている。出土品から4世紀代の前方後円墳であったと考えられる。石釧、管玉、紡錘車は、碧玉製であり、保存状態も良好である。

磨製石斧

  • 所在地 根尾八谷

市指定 書籍 2件

高木百茶房俳句

  • 所在地 政田(余浄寺)
  • 時代 江戸時代(寛政)

紙本墨書誠省照寺秀意上人筆六字名号

  • 所在地 根尾市場
  • 時代 江戸時代

市指定 古文書 2件

文殊村西秋澤村秣山論御裁許古文書および絵図

  • 所在地 文殊
  • 時代 江戸時代(延享4)

真桑瓜由来古文書

  • 所在地 下真桑
  • 時代 安土桃山時代

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