職員の懲戒処分等の公表について（令和6年12月20日処分）

　不適正な事務処理を行った職員およびその上司に対し、令和6年12月20日付で懲戒処分等を行いましたので、公表します。

　被処分者は、「幼児園エレベーター保守業務」において、誤った金額で設計書を作成し、その後の事業者からの見積書により金額の誤りを確認するが、その発覚を恐れ、所定の手続を経ずに受け取った見積書の改ざんを図ろうと、独断で事業者に金額の変更を求めて、業務上の誤りを正当化しようとした。

　その後、被処分者は契約が未締結と知りながらも事業者に保守業務を行わせたうえ、その業務の請求書を受理していたにもかかわらず、事務処理を怠ったことにより4か月分の保守料の支払遅延を生じさせた。

　その間、被処分者は事業者からの支払いの問合せに対し虚偽の回答を行ったばかりか、以前から上司より事務処理の遅れについて継続的な指導を受けていたにもかかわらず、長期にわたり事務処理を放置していた。

　また、遅延防止のために上司等から再三にわたり本人へ未払の有無などの確認を受けていたが、被処分者は遅延を認識していたにもかかわらず、虚偽の報告を繰り返し行っていた。

　今後につきましては、このような不祥事が二度と起きないよう、市職員全体に改めて服務規律の保持と綱紀粛正の徹底を図るとともに、市民の皆さまの信頼回復に向け、職員一丸となって全力で取り組んでまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和6年12月20日　本巣市長　藤原　勉