令和4年3月20日に、本巣市役所と栃木県下野市役所をオンラインで接続し、「友好都市協定」および「災害時における相互応援協定」を締結しました。
下野市(モニター内左から)山中副市長、広瀬市長、小谷野議長、大島副議長
本巣市(左から)藤原市長、黒田議長、河村副議長
岐阜県本巣市と栃木県下野市は、日本三大桜の一つである根尾谷の淡墨桜が繋いだ縁を友好の礎とし、淡墨桜の保存・継承に努めるとともに、歴史・文化・観光など幅広い分野における交流を通じて、相互の信頼と理解を深め、両市の更なる発展と恒久的な友好関係を構築していくことを誓い合いました。
昭和60年2月、旧国分寺町(現下野市)から、同町天平の丘公園に、各地の名花を咲かせたいとの想いを受け、旧根尾村(現本巣市)の老人クラブから、日本三大桜の一つである根尾谷淡墨桜の実生苗20本が、旧国分寺町に贈られました。旧国分寺町に贈られた淡墨桜の苗木は、地元老人クラブにより同町天平の丘公園内に移植され、移植から3年後、見事に開花しました。現在、天平の丘公園内には9本の淡墨桜がその可憐な花を咲かせています。
平成16年2月、本巣市老人クラブから旧国分寺町に淡墨桜の苗木が贈られ、同町JR小金井駅西口ロータリーに移植されました。現在はシンボルツリーとして、下野市を訪れる県内外からのお客様をお出迎えしています。
樹齢1500 余年、継体天皇のお手植えと伝えられる一本桜で、木の高さ約17.3m、幹回り9.4m、枝張りは東西約22.4m、南北約24.2mあり、大正11 年に国の天然記念物に指定され、「山高神代桜」(山梨県)、「三春滝桜」(福島県)と並んで日本三大桜の一つに数えられています。
根尾谷淡墨桜
春の風物詩である天平の花まつりにおいて、毎年多くのお客様の目を楽しませており、令和元年には、皇位継承の最重要祭祀である大嘗宮の儀で当該淡墨桜が詠まれるなど、下野市を代表する桜となっています。
下野淡墨桜
下野市の人口は約6万人、関東平野の北側、栃木県の中南部にあり、東京都から約85キロの場所にあります。北の端から南の端まで約15.2キロメートル、東の端から西の端まで約11.5キロメートルあり、 面積は74.58平方キロメートル、「かんぴょう」の名産地として知られ、生産量は全国一です。
下野市の位置
かんぴょうの実は、「ふくべ」と呼よばれ、ウリ科
ユウガオの果実です。
帯状に長く剥て、乾燥させた食品です。
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FAX: 058-323-5192