令和4年2月17日、東海環状自動車道船来山トンネルの掘削工事に伴い発生した土壌を自主的に調査したところ、土壌環境基準を超える「ヒ素」が検出されたとの報告が中日本高速道路株式会社から岐阜地域環境室にありました。
項目 | 調査検体数 | 基準超過検体数 | 調査結果 | 土壌環境基準 | 最大基準超過倍率 |
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ヒ素 | 3 | 3 | 0.011~0.035mg/L | 0.01mg/L以下 | 3.5倍 |
※船来山トンネル西抗口から186m~198mの区間。
※ヒ素以外の7項目についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点で原因は不明です。
周辺地域には、ヒ素を原料に使用する工場・事業場はありません。
今後も工事の延伸に伴い、基準値を超えてヒ素が検出されるおそれがあるため、県が「岐阜県地下水の適正管理および汚染対策に関する要綱」に基づき、基準超過地点から半径250mの範囲内にある井戸水の利用状況調査および水質検査を実施します。
井戸水を利用している場合は、水質検査結果が判明するまでの間、飲用自粛を呼びかけます。
環境基準を超過した土壌の適正な管理等を行うよう岐阜県が指導します。
TEL: 058-323-7751
FAX: 058-323-1143