本巣市ホープ防災リーダーズ
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防災力強化へ 中高生リーダーが活躍します

ホープ防災リーダーズ東北研修を実施しました
【研修の目的】
「防災に関する研修の一環として東日本大震災の被災地である東北地方沿岸部を訪問し、現地の人々と交流したり、震災遺構を見学したりすることを通して、改めて命を守るための防災の大切さを五感で感じるとともに、自分の生活を見つめ、本巣市や自分の防災への関わり方や、今後の行動を考える」
【参加者】
本巣市内在住の18歳以下のホープ防災リーダーズ 14人
【主な研修先】
・宮城県松島「海の語り部クルーズ」
・宮城県南三陸町「旧防災庁舎」「志津川中学校」「語り部バス」
・宮城県気仙沼市「東日本大震災遺構・伝承館」
・岩手県陸前高田市「高田松原津波復興祈念公園」「高田民泊」「慰霊碑」「米沢商会ビル」
14人のホープ防災リーダーズが防災を学ぶため、東日本大震災の跡地を訪れました。2泊3日の防災研修でしたが、震災遺構見学や、人との交流を通して、防災についての学びはもちろん、人とのつながりの大切さなどさまざまな学びをしてきました。
仙台空港に到着しました。3日間にわたる研修が始まります。
語り部クルーズに乗船し、東日本大震災の体験談を聞かせていただきました。
南三陸町の旧防災庁舎跡地を見学しました。
震災前は住宅地だった沿岸部方面を高台から見学しました。
震災時327人の命を救った高野会館を見学しました。震災当時の様子を教えて頂きました。
実際の災害時にどんな事態に陥るのか、今、私たちは何をするべきなのか考えました。
「未来に生きる」と復興の願いが込められたイースター島から贈られたモアイ像です。
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館。同年代の高校生語りべから多くのことを学びました。
研修を通して感じたこと・考えたこと・伝えていきたいことをグループでまとめました。
岩手県陸前高田市の津波復興祈念公園内にある約7万本の松のなかで唯一残った「奇跡の一本松」を見学しました。
いわてTUNAMIメモリアル館内を案内して頂きました。突然来る大規模災害の被害を少しでも少なくするために何をするべきなのか考えました。

高田民泊では、民泊先の方が温かく家族のように迎えてくださいました。震災に関わるお話もたくさんして頂き、いろいろな視点で東日本大震災を学ぶことが出来ました。
1,700名以上の方の名前が刻まれた陸前高田市慰霊碑を見学し、手を合わせました。
米沢商会ビルにて震災当日の迫り来る津波の恐ろしさなど壮絶な体験をお聞きしました。
奇跡的に助かることができた屋上の煙突の上へ登らせて頂きました。辺り一面津波の濁流だったと想像すると恐ろしいです。
2泊3日の研修を終えて本巣市役所本庁舎にて到着式を行いました。研修では多くのことを学んできました。今後、報告会という形で団員たちの学びを発表する予定です。

『本巣市ホープ防災リーダーズ』
令和6年3月に、市は地域の防災力強化に向けて、中高生が推進役となるよう「本巣市ホープ防災リーダーズ」を発足しました。
ホープ防災リーダーズには、中学生から18歳までの防災士資格取得者と、市が認定したジュニア防災リーダーが所属します。学校や家庭、地域での防災行事への参画などを通じて、防災意識を高める啓発活動に取り組みます。

ホープ防災リーダーズへの問い合わせ等
地域におけるホープ防災リーダーズとの協働や防災イベント等へのお誘いは、社会教育課へ問い合わせてください。
本巣市教育委員会社会教育課
TEL 058-323-7764

『本巣市ジュニア防災リーダー養成講座』
「今こそ、巨大地震と防災・減災を学び、備えるとき」
本巣市は豊かな自然に恵まれていますが、一方で濃尾震災、河川の氾濫、土砂災害などの自然災害に見舞われてきました。災害大国日本で暮らす私たちは、幾度となく繰り返される災害から多くの教訓を学びました。しかし、いかに科学技術が発達しようとも、自然災害を予知し、発生を防ぐことは困難です。
災害時に大切なのは、「自分で自分の身を守ること」そして、「地域住民がお互いに助け合う姿勢」です。
本巣市は、未来を担う中学生が、家庭、学校、地域の防災への意識や行動力を高める『本巣市ジュニア防災リーダー』となるための養成講座を実施しています。

令和6年度 本巣市ジュニア防災リーダー養成講座を開催しました

開催日
令和6年7月31日(水)・8月1日(木)

講 師
岐阜大学 髙木 朗義 教授 ・ 東 善朗 客員准教授

講座の概要
今年度は32名の本巣市内の中学生・義務教育学生(後期課程)が受講し認定されました。
自分・家族・地域のために「防災力・減災力」を学び、新に29名が本巣市ホープ防災リーダーズのメンバーに登録されました。防災に関する知識と経験を積み、今後も自主防災活動・ホープ防災リーダーズの活動に積極的に取り組んでいきます。
自分たちの中学校では「減災アンケート」で何が出来ていないのかグループで確かめ合いました。
アンケート結果をもとに「どうしたら学校で防災を進めていけるか」考えました。
ハザードマップで地域の危険箇所を確認しました。

グループで考えた目指すべき防災の目標を発表しました。ジュニア防災リーダー養成講座で考えたことを実行できるといいです。

ハザードマップを学校内に掲示し、普段から生徒が見ることで防災意識を高めます。

令和5年度 本巣市ジュニア防災リーダー養成講座を開催しました
今年度は33名(中1年生:11人、中2年生:14人、中3年生:7人)が受講しました。
受講生の中には、昨年度までにジュニア防災リーダーに認定された生徒や日本防災士機構の防災士資格を取得した生徒もいました。

開催日
令和5年8月2日(水)・3日(木)

講 師
岐阜大学 髙木 朗義 教授
東 善朗 客員准教授

令和4年度 本巣市ジュニア防災リーダー養成講座
今年度は、28名を本巣市ジュニア防災リーダーとして認定しました。

開催日
令和4年8月2日(火)、3日(水)

講 師
岐阜大学 髙木 朗義 教授
東 善朗 客員准教授

令和3年 度本巣市ジュニア防災リーダー養成講座

講師
岐阜大学 髙木 朗義 教授

開催日
令和3年10月9日(土)・令和3年10月10日(日)

講座内容
防災減災について、「減災教室TM」による自己点検を踏まえ、自分事として学び、具体的な防災活動のメニューを体験しました。
学びや体験をもとに、自分たちの学校で何ができるか、作戦会議を実施しました。
「減災教室TM」による自己点検を再度実施して、活動前と比較して効果を把握するとともに、今後の活動に活かしたいことや課題を明確にしました。
身の周りの危険箇所について、具体的な防災対策を学ぶ受講生
講座での学びをもとに考えた自分たちの学校や地域で必要な取組を発表する受講生
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