職員の懲戒処分等の公表について（令和3年3月26日処分）

　不適正な事務処理を行った職員およびその管理監督者に対し、令和3年3月26日付で懲戒処分等を行いましたので、公表します。

　当時、林道の維持管理を担当していた被処分者は、適切な事務処理や上司への報告を怠り、令和2年3月に発注した「林道維持修繕業務・林道崩土除去業務」（A事案）に係る委託料540,500 円の支払いを遅延させた。また、支払い遅延のみならず、令和2年3月までに提出のあった森林関係の届出書の受付についても放置（B事案）していた。発覚を恐れた被処分者は、提出のあった届出書を事務所外の倉庫へ隠したり、自宅へ持ち帰ったりしていた。加えてA事案が発覚した際、上司より他の非違行為の有無について確認したところ、他にはない旨の虚偽報告を行っていた。

　翌年度、市営住宅の管理担当となった被処分者は、「市営住宅修繕」（C事案）についても取り替え修繕料164,780 円の支払いを遅延させた。このときは既に、A事案の発覚後で調査中にもかかわらず、非違行為を繰り返した。また、C事案については、支払い遅延の発覚を恐れて、財務会計システムを不正に操作し、遅延がないかのように装う悪質な行為であった。

　今後につきましては、このような不祥事が二度と起きないよう、市職員全体に改めて服務規律の保持と綱紀粛正の徹底を図るとともに、市民の皆さまの信頼回復に向け、職員一丸となって全力で取り組んでまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和3年3月26日　本巣市長　藤原　勉