麻しんは空気感染(注2)であるため、非常に感染力の強い感染症の1つとされています。麻しんおよび風しんの定期予防接種の対象となっている方は、ぜひ接種しましょう。
麻しんおよび風しんワクチン ※対象者 | 回数 | 接種量 | 方法 | 備考 |
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1期 生後12か月から24か月に至るまでの間にある者 | 1回 | 0.5 ㎖ | 皮下 | |
2期 5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある者 | 1回 | 0.5 ㎖ | 皮下 | 保育園または幼稚園等の年長児に相当する年齢である者 |
※麻しんおよび風しんの1期、2期の予防接種において、麻しんおよび風しんの予防接種を同時に行う場合は、乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン(MR)を使用することになっています。
麻しんおよび風しん予防接種の2期の接種可能な時期はその年度の末日までです。対象となる方には、今年度の4月に住所地に予防接種に関する書類を郵送させていただいています。まだ接種されていない方は、関係書類をよくお読みになってから、市の委託する個別予防接種医療機関で接種してください。紛失および問い合わせにつきましては、最寄りの保健センターまでご連絡ください。
注1:先天性風しん症候群(CRS)
免疫のない女性が妊娠初期に風しんにかかると、風しんウイルスが胎児に感染して、先天性風しん症候群と総称される障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります。
注2:空気感染
空気感染の中には(1)飛沫核感染(2)塵埃核感染があり、麻しんは(1)に該当します。飛沫核感染とは、唾液等の飛沫の水分が蒸発しても感染力を失わず、空中を漂ってうつる場合で、離れた位置でも感染することをいいます。結核、レジオネラ、水痘がこれに該当します。
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