公共交通情報

締結式の概要

樽見鉄道を活用した二酸化炭素排出削減事業に関する協定の締結について

 

 「樽見鉄道を活用した二酸化炭素排出削減事業」に関する協定締結式に、岐阜県知事、本巣市長、樽見鉄道株式会社社長及び協定参加事業者が出席して、協定を締結しました。

 締結式では、協定参加事業者を代表して住友大阪セメント(株)岐阜工場工場長井上慎一(いのうえしんいち)氏、古田知事、樽見鉄道(株)代表取締役社長田中良以氏及び藤原本巣市長から下記のとおり挨拶がありました。

 

                    記

 

挨拶要旨(挨拶順)

 

(1)住友大阪セメント(株)岐阜工場工場長
   企業は地域に対して、環境保全活動をはじめ様々な分野において、いわゆる「企

  業の社会的責任」を果たす使命があると考えている。

   地域の皆さんと一緒になって環境保全活動に取り組むきっかけになるものと考

  え、また、従業員一人ひとりの環境に対する意識をより高める機会になるものと考

  え、本協定に参加した。

   この協定に基づく、CO2排出量の削減と樽見鉄道の利用促進の取り組みが、地

  域ぐるみの運動として、今後、一層拡大していくことを期待したい。

 

 (2)古田知事

   2月議会に提出する岐阜県地球温暖化防止基本条例では交通公共機関への利

  用転換促進や自動車使用の環境配慮を掲げているが、本事業はそれを先取りす

  る企画で、今後、他の地域における鉄道支援のモデルにもなる事業であり、県下

  にこのような取組みが広がることを期待している。

 

 (3)樽見鉄道(株) 代表取締役社長

   本事業に参加していただいた事業者並びに本巣市と岐阜県に感謝申し上げると

  ともに、本事業により「樽見鉄道しっかりやれよ」と後押しをいただいた喜びと、安全

  輸送に対する責任の重さを感じている。

 

 (4)藤原本巣市長

   樽見鉄道は、市民の通学や買い物の足として、本巣市の重要な地域公共交通

  の一つと考えている。

   年1回は市民の皆さんに樽見鉄道に乗っていただくよう、「乗って残そう」を合言

  葉にあらゆる機会を捉えて市民に呼びかけている。

   今後も樽見鉄道の支援と環境対策について、協定参加事業者の皆様、沿線の

  皆様にご支援をいただきたい。

締結式日時・場所

 

 (1)日時:平成21年2月26日(木) 10:00〜10:30

 (2)場所:本巣市役所本庁舎2階 大会議室

       本巣市文殊324番地 TEL0581−34−2511(代表)

事業概要

 

 1)協定の内容

  (1) 事業者(樽見鉄道沿線事業者等)

   ・月内いずれかの金曜日におけるノーマイカーデーの設定

    (例)月1回(毎月第3金曜日)をノーマイカーデーとして、公共交通機関の利

              用、自転車等の使用による通勤等を奨励

   ・従業員に対する樽見鉄道利用の呼びかけ

  (2) 樽見鉄道

   ・割引回数券「ECOフライデー300」の企画・販売

    金曜日に限り、全線300円で利用できる回数券の発行・販売(10枚綴り3000円)

   ・協賛広告の募集

    本事業のPR(事業者参加呼びかけ)を目的に列車、駅構内及び公共施設でポ

         スター掲示

    広告料 1年目10万円  2年目以降各年6万円

    協賛企業にはECOフライデー300を20冊無償提供

  (3) 岐阜県

    ・県ホームページなどによるPR、本企画の実施に関する助言

  (4) 本巣市

    ・参加事業者の拡大、広報媒体などによるPR

 2)事業の期間

   協定締結の日(平成21年2月26日)から

 3)協定参加事業者

   10団体(うち1団体はNPO)

   (1)住友大阪セメント岐阜工場、(2)フードセンター富田屋(本巣店)、

   (3)安部日鋼工業岐阜工場、(4)モレラCD モレラ岐阜、

   (5)TOHOシネマズモレラ岐阜、(6)JAぎふ(本巣、糸貫、根尾支店)、

   (7)岐阜工業高等専門学校、(8)岐阜第一高等学校、

   (9)医療法人徳洲会大垣徳洲会病院、(10)NPO法人樽見鉄道を守る会

   ※樽見鉄道の駅から概ね700m以内にある事業者に対し、県、本巣市、樽見鉄

         道が本プロジェクトへの参加を呼びかけ、10団体が賛同したもの。

   ※下線の企業等は協賛広告に参加された事業者

 

事業の効果

 

 (1)利用者数の増

    1か月あたり100人の利用者増の見込み

 (2)CO2排出削減

    年間約4.6トンのCO2排出削減の見込み(スギの木約330本分の年間CO2吸収量に相当)

    ※利用者の通勤距離を12.5km(大垣−岐阜モレラ駅間)と仮定し、往復25kmを

          自動車から鉄道に切り替えた場合、

     自動車のCO2排出削減相当量 4.3kg/月  

          鉄道利用によるCO2排出量  0.45kg/月

     これらを差し引きすると1人あたり3.85kg/月の排出量削減効果がある。

     3.85kg×100人×12月=4,620kg-CO2   4.620kg÷14kg=330本

     ※スギの木(50年生)の年間CO2吸収量 14kg

 

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